入居率UPコラム

色褪せず愛される物件にするためのPOINTを紹介

「原状回復工事」「リフォーム」と「リノベーション」の違いは?

「原状回復工事」「リフォーム」とは、基本的に壊れていたり、汚れていたり、
老朽化したりしている部分を直す、綺麗にしたり、新しくすることを指します。

内装工事であれば、壁紙の張り替えや畳の表替え、剥げた塗装の塗り直し、襖、障子の貼り替えなどが該当します。

設備機器の場合は蛇口から水がたれるので水栓金具を交換した、洗面台の鏡が割れた、給湯器が故障したので交換した、
ガスコンロの火の点きが悪いので新しいものに交換した、など使用に問題があるものを修理、交換をする作業をリフォームと呼びます。

「原状回復工事」「リフォーム」の共通点はどちらも新築時の状態に戻すことにあります。
しかし、築30年の物件であれば30年前の状態に戻ることになるので現代の生活スタイルにマッチしているとは言い難い場合もあります。

賃貸物件のマンションやアパートの場合、入居者が退居した後に清掃、
その入居者が住む前の状態に戻すこと指しますので、こちらも築30年の物件であれば30年前の状態に戻ることになるので
現代の生活スタイルにマッチしているとは言い難い場合があります。

そのため、設備機器や給排水管が痛み始める築25年~に差しかかり、大掛かりで費用も高額になりがちな
「原状回復工事」「リフォーム」が必要となる場合は、「リノベーション工事」を検討してみることが必要です。

例えば浴室・洗面台を新しいものに交換するために、床を開口して給排水管も合わせて工事をしたが、
2年後にキッチンも取り替えることになり、給排水管も合わせて工事をした場合、「床を開口」をする工事費が二重になっているのに加え、
床を開口した後に張った床材をもう一度張り直さなくてはならない…等の工事も二重になってしまいます。

将来のコストパフォーマンスもトータルで考えてくれる施工会社へ相談することをおすすめします。

まとめると「原状回復工事」「リフォーム」は、マイナスの状態のものをゼロの状態に戻すための機能回復といったところになります。

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